チカの葛藤を描くのか、ハルタの病弱ながらも活きるところをしたいのか、他のメンバーとの部活青春にしたいのか(それにすると吹奏楽パート多いし人間多いから大変だなとも思う)。甘酸っぱいというか、青臭いというか、青春だからこその映画だなあって思います。原作とは別物であること、設定がどうこうとかは気にせずそういう人間がいて新しいものを作ろうとしているって映画でした。 カイユの話も状況として異なっていますし、割りとアレンジが色々細々されているので「別物」として見ること。
「いじめっ子より殴ったりするからいじめっ子がドン引きしてた」とか「いじめっ子を守るために殴ってた」という言葉に「ええええそれは暴力を持ってして制するのではないのかね」と暴力ヒロインがあまり得意ではないのでちょっと思わないこともなかったですが まぁ関係としてはそんな感じのものがずっと続いています。 ハルタとチカの関係についても「幼馴染」「友達以上、恋人以外の何か」みたいな感じでボケとツッコミ、ジャイアンとのび太のような空気感だけれど一番信頼している相手ではあるというのが出てきました。
※お得なご案内をメールでお送りするため、「[email protected]」からメール受信できるよう設定をお願いします。思ったのは委員長(チカにフルートを教える先輩)が厳しすぎるというやり取りがあったのですが、委員長のキャラ設定があまりしっかりと捉えられていなかったのでどういう人なのか何を考えているのか、どうして厳しくなってしまうのかというのが分からなかったのがもったいないなと思いました。
部員集めの時にプロフェッショナルな意識が高い女の子を勧誘するとき、「音を楽しむ=音楽は後付です」というやり取りも含めてが興味深かったです。 ストーリーとしてはちはやふると同じく部員を集めるところから初めて、一人ひとりを説き伏せていって仲間にしていく部活としてのものが前半、後半オーケストラとして初心者であるフルート奏者のチカがソロパートで皆の足を引っ張ってしまうという感じです。同じ吹奏楽ものでいうと「青空エール」、部活もので言うと「ちはやふる」があるので何とも言えないのですが、ハルチカとしては「引っ張ってきた人間が一番苦悩してしまう」というのが強調されている気がしました。
負けん気が強くて主にハルタに対して手が出る口も悪いタイプのチカと、気弱で、穏やかで、女生徒からも人気のハルタのコンビにおける吹奏楽ものです。 ハルタが先生に向ける感情についてもまた明確な表現はないです。 アニメがどこまで原作を再現しているのかはわからないですが、これもまた違うように感じられました。 「原作(アニメ)と違うやんけ!流石に原作未読でもわかる。
%link%詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。